原発

この演説の中で、「日本は石油の輸入の7割を中東に頼っている」という話が出てくれば、中東で事がおこれば火力発電が動かなくなる、と誰もが考えますね。 しかし石油火力が発電に占める割合は、どれ位と思いますか? 資源エネルギー庁の2011年のエネルギー白書によれば、わずか8.3%ですよ。現在、火力の主力となっているのはLNGと石炭によるものなのに、そのことには、全く触れません。1割にも満たないものをとりだしてそれを全てのごとく言う。また、「関西では電力が15%足りない」、これもきちんと2007年並みの猛暑で、しかも全く節電をしなかった場合、というふうに、前提条件を付けないで言う。これは、まさしく詐欺まがいです。 政府癒着のマスコミは、これら詭弁に対して、何の突っ込みも入れない。これでは、国民は、あっさりだまされます。

「原子力発電を止めたままでは命の危険にさらされる人もでる」
まさに脅しです。これが、我々国民が、命を預けている、現在の日本の首相なのです。

原発の真実を暴露した遺書
子どもたちの未来に関心のある方は知っておいた方がいい事実だと思います

この方は原発で現場監督をしていました

五年前、遺書になってしまった文章です。
ご紹介します。

『私は「原発とはこういうものですよ」と、ほとんどの人が知らない原発の中のお話をします。
私は、巨大工場などの配管が専門です。
二〇代の終わりころに、日本に原発を造るというのでスカウトされて、原発に行きました。現場監督として長く働きましたから、原発の中のことはほとんど知っています。
どうか、最後まで読んで、それから、原発をどうしたらいいか、みなさんで考えられたらいいと思います…』
平井憲夫さんは、原発を病気で引退したあと、その真実を伝える活動を始めました。そしてたぶん、放射能の被爆によるガンのために、一九九七年一月、この世を去りました。この文章の全文はインターネット上で見ることができます。
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 ロボットが放射能で狂う

 一九六六年、日本で初めての原子炉が、茨城県の東海村で稼動しました。厚い鉄でできた原子炉も大量の放射能をあびるとポロポロになるんです。だから、最初、耐用年数は十年だと言っていて、十年で廃炉・解体する予定でいました。

しかし、一九八一年に十年たった東京電力の福島原発の一号機で、当初考えていたような廃炉・解体が全然出来ないことが分かりました。このことは国会でも原子炉は核反応に耐えられないと、問題になりました。

 この時、私も加わってこの原子炉の廃炉、解体についてどうするか、毎日のように、ああでもない、こうでもないと検討をしたのですが、放射能だらけの原発を無理やりに廃炉、解体しようとしても、造るときの何倍ものあ金がかがることや、どうしても大量の被曝が避けられないことなど、どうしようもないことが分かったのです。

 机の上では、何でもできますが、実際には人の手でやらなければならないのですから、とんでもない被曝を伴うわけです。ですから、放射能がゼロにならないと、何にもできないのです。放射能がある限り廃炉、解体は不可能なのです。人間にできなければロボットでという人もいます。でも、研究はしていますが、ロボットが放射能で狂ってしまって使えないのです。
 よたよたの原発がいまだに

 結局.福島の原発では、廃炉にすることができないというので、原発を売り込んだアメリカのメーカーが自分の国から作業者を送り込み、日本では到底考えられない程の大量の被爆をさせて、原子炉の修理をしたのです。今でもその原発は動いています。

 最初に仁悌要年数が十年といわれていた原発が、もう三〇年近く動いています。
そんな原発が十一もある。くたびれてヨタヨタになっても動かし続けていて、私は心配でたまりません。

※注/今回東京電力で問題になっているのが、この福島原発です。
 金儲けにならない閉鎖した原発…

 なぜ、原発は廃炉や解体ができないのでしょうか。それは、 原発は水と蒸気で運転されているものなので、運転を止めてそのままに放置しておくと、すくサビが来てポロポロになって、穴が開いて放射能が漏れてくるからです。原発は核燃料を入れて一回でも運転すると、放射能だらけ仁なって、止めたままこしておくことも、廃炉、解体することもできないものになってしまうのです。

 先進諸国で、閉鎖した原発は数多くあります。廃炉、解体ができないので、みんな「廃炉」なんです。閉鎖とは発電を止めて、核燃料を取り出しておくことですが、ここからが大変です。

 放射能まみれになってしまった原発は、発電している時と同じように、水を入れて動かし続けなければなりません。
水の圧力で配管が薄くなったり、部品の具合が悪くなったりしますから、定期点検もしてそういう所の補修をし、放射能が外に漏れださないようにしなければなりません。
放射能が無くなるまで、発電しているときと同じように監視し、発電をし続けなければならないのです。

 今、運転中が五一、建毅中が三、全部で五四の原発が日本列島を取り巻いています。これ以上運転を続けると、余りにも危険な原発もいくつかあります。 しかし、日本の電力会社が 電気を作らない、金儲けにならない閉鎖鎖した原発を本気で監視し続けるか大変疑問です。

 近くの海に捨てていました

 それが6、廉発を運転すると必ず出る核のゴミ、毎日、出ています。低いレベル放射性廃棄物、名前は低レベルですが、このドラム缶の側に五時間もいたら、致死量の被爆をするようなものもあります。そんなものが全国の原発で約八〇万本以上溜まっています。
 日本が原発を始めてから一九六九年までは、どこの原発でも核のコミはドラム缶に詰めて、近くの海に捨てていました。
その頃はそれが当たり前だったのです。
私が茨城県の東海原発にいた時、業者はドラム缶をトラックで運んでから、船に乗せて千葉の沖に捨てに行っていました。
 しかし、私が原発はちょっとおかしいぞと思ったのは、このことからでした。
海に捨てたドラム缶は一年も経つと腐ってしまうのに、中の放射性のゴミはどうなるのだろうか、魚はどうなるのだろうかと思ったのがはじめでした。
 中学生の女の子が手を挙げて、叫んだ言葉とは・・・

 私が五年程前に、北海道で話をしていた時、「放射能のゴミを五〇年、三百年、監視し続けなくてはいけません」と言ったら、中学生の女の子が、手を挙げて、
「お聞きしていいですか.今、廃棄物を五〇年、三百年監視するといいましたが、今の大人がするんですか? そうじゃないでしょう。次の私たちの世代、また、その次の世代がするんじゃないんですか。だけど、私たちはいやだ!」と叫ぶように言いました。この子に近事の出来る大人はいますか。

 それに、五〇年とが三百年とかいうと、それだけ経てばいいんだというふうに聞こえますが、そうじゃありません.原発が動いている限り、終わりのない永遠の五〇年であり、三百年だということです。
 原発ってこんなにズサンで、いい加減なもの
 いかがでしたか。この文章は、全体の中から、ごく一部分を抜き出したものです。
これだけでも、私にすれば、かなりショッキングでした。
すべてを読むとわかりますが、『原発ってそんなにズサンな、いい加減なものだったの?」と、呆れてしまいます.この事実は、日本に住む者であれば、必ず知っておく必用があると感じます。原発は今すぐ止めないと大変なことになります。
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PDFデータ:http://fuji-k-farm.holy.jp/koennkai/genpatusinjitu.pdf 

これは是非とも情報拡散するべき手記内容である。

平井憲夫氏は、現場監督として原発で20年働き、病気で引退した後、放射能被曝によるガンで他界する1997年まで、「原発の真実・真相」を伝える活動をされていたとのことである。

福島原発事故の起きた今でこそ、「原発は間違いである」と口にすることは容易であるが、同氏が反原発活動をしていた当時(1997年以前)は、何となくその主張内容は理解できても、それを実感として危機感を持って受け止めることができる国民はほとんど皆無であったであろう。

今回の事故が起きる十数年以上も前に、原発の持つ”危険性””不健全性”が見事なまでに指摘されている内容である。

 

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